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入居時からその後の生活まで、老人ホームで過ごすにはいったいどの程度お金が必要なのか。事前に理解しておきましょう。
入居一時金とは、数年分(15〜20年)の前払い家賃に、終身利用権をあわせた費用のこと。通常、償却期間が設定されており毎月、償却されます。
入居一時金=前払い家賃+終身利件
ご注意>※ 償却期間を過ぎても、継続して入居できますが月額利用料の支払いは必要です。また新たな入居一時金はありませんが、それまでの居室から介護専門居室に移る場合など追加費用が発生することがあります。
※ 終身利用権とは、入居者本人一代に限り居室を利用できる権利のこと。所有権ではないので、相続や売却はできません。
老人ホームへ支払う月額利用料や食費のほか、自分の居室の水道光熱費や交際費などの自己負担金があります。また、入居後、要介護と認定された場合には、介護サービス費の支払いも発生しますので、月額の支出は25万円前後となります。
●月々の費用
| 月額費用(万円) | 内容 | |
| ホームの月額利用料 | 10〜15 | 共用施設の水道光熱費など |
| 食費 | 5〜6 | サービスを利用した場合は実費にて支払い |
| 水道光熱費・電話料金 | 1〜2 | 居室での費用 |
| その他個人費 | 3〜 | 新聞代、交際費、医療費、介護費、被服費など |
入居途中で退去する場合は、入居一時金として納めた金額のうち、未償却分に相当する金額が戻ってきます。これが返還金です。返還金の計算式は各ホームによって異なりますが、一例は下記のようなものになります。
●返還金の一般的な求め方(入居時償却15%として計算した場合)
返還金=入居一時金−入居一時金×0.15×償却期間−入居月数/償却期間
ご注意> ※ 入居時償却は、入居一時金の中から入居時に一括して支払われるもの。1日でも入居すれば償却されます。契約書に明記されているので、入居時償却が何%なのか必ず確認しましょう。